潜水艇タイタンの構造は?内部は狭い?大きさやトイレはどうしてた?

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沈没したタイタニック号を見るために潜水艇タイタンが海底へ向かうも、船体の一部が発見されて乗客が死亡したと報じられました。

乗客が死亡したのは潜水艇タイタンの構造に不備があったからだそうですが、一体どんな造りだったのでしょうか?

今回は潜水艇タイタンの構造や内部、そして大きさやトイレ事情などを調べました。

目次

潜水艇タイタンの構造は?

ヤフーニュース

潜水艇タイタンの構造を調べると、分かりやすい画像が見つかりました。

Twitter

画像を投稿した人によると、潜水艇タイタンの構造は国家が運用するような潜水艇の構造とは異なるそう。

Twitter

ちなみに潜水艇タイタンの構造を調べると、当初は水深4000mまで潜るように設計されていた様子。

しかし、潜水艇タイタンの構造については実際のところ水深1300mまでしか耐えられなかったそうです。

なんじゃもんじゃ

え!?
水深1300mまでしか耐えられない機体で水深4000mまで行こうとしていたの!?

他にも

・潜水艇に使われる一部の部品はキャンプ用品店で購入されていた
・炭素繊維を使用していると言いながらも、実際は使用していなかった
・潜水艇の操縦はゲームコントローラーのようなものだった

という事も分かっています。

炭素繊維は、浮力を高めるという意味で使われるのだとか。

しかし、実際にはそんな素材が使われたという過去はなかったようです。

なんじゃもんじゃ

本当であれば、潜水艇は命を守るためにも目的地の水深に耐えられる機体を造らなければいけません。

日本の場合は、潜水艦を造る際に設計深度の1.5倍+300mを耐えられる構造にするそう。

ただ、日本の場合は規定以上の設計で潜水艦を造るそうです。

今回問題となった潜水艇タイタンの運用を行っていたのは、アメリカの観光会社。

そのため、おそらくアメリカの基準で潜水艇を製造したと思われます。

アメリカの潜水艇は、設計深度の1.25倍以上の設計を基準としています。

しかし、潜水艇タイタンはその基準を守れていません。

ちなみに、潜水艇タイタンの運用を行っていたのは『オーシャンゲート社』という観光会社です。

オーシャンゲート社については、運航上の安全面についてトラブルがあったことが分かっています。

運航会社は安全基準を拒んでいた?

今回潜水艇タイタンの運航を行っていたオーシャンゲート社は、業界の安全基準を導入することを拒否していたそう。

オーシャンゲート社は

自社は信頼できる機関と提携しており、安全対策はバッチリだ

と、安全については保証するといった謳い文句をしていた様子。

しかし、実際には安全基準の導入を拒んでいたので安全な運航ができていたかは分かりません。

また、オーシャンゲート社では2018年に安全面で内部告発が起きています。

2018年、オーシャンゲート社に勤める潜水艦操縦士がタイタニック号を探す潜水艇の運行テストを行っていました。

しかし、潜水艇の安全システムはトラブルが起こる数ミリ前でしか問題を検出しなかったそう。

そのため、潜水艇操縦士は「安全上に問題がある」と申し出ますが内部告発者として解雇を言い渡されています。

ちなみに、潜水艇を点検したところ問題を検出するシステムは

故障が起きることを知らせる

というものだとか。

そのため、すでに故障しているシステムについては検知しないことが分かったそうです。

ただ、オーシャンゲート社は潜水艇タイタンの船体が分厚いために問題を確認するのは難しいと判断。

問題を指摘した潜水艦操縦士が解雇された後に潜水艦タイタンのトラブルが解決されたのかは不明です。

そのため、トラブルを抱えたまま運航を決行した可能性も…

なんじゃもんじゃ

もし改善せずに運航をしていたとしたら…と考えると恐ろしいですね

潜水艦タイタンを巡っては、過去の情報から安全上に何らかのトラブルがあった可能性は確実にありそうです。

潜水艇タイタンの内部は狭い?大きさは?

時事通信

潜水艦タイタンの内部はかなり狭く、内部の写真が公開されると「こんなところに居られない」と話題になりました。

また潜水艇タイタンの全長は6.7メートルですが、内部の広さの詳細は分かっていません。

しかし、ミニバン1台分の広さだという情報も。

立つことはできないので、移動するときは背中を曲げるか手を付く形での移動となります。

ちなみに潜水艇タイタンの構造や内部については、運航前にBBCが撮影を行っていました。

潜水艇タイタン自体は大きいですが、海に船を沈ませた後は潜水艇のみが切り離されるという造り。

そのため、写真やイメージ図で見た全体写真よりも内部はずっと狭くなります。

BBCの動画を見ると、大人1人があぐらをかいて座ると横にはだれも座ることができない横幅だと分かりますね。

BBCのYouTube

そして壁にはボタンがあり、ボタンを押すと動き出します。

その後は、プレステ風のゲームコントローラーを使って操縦。

なんじゃもんじゃ

潜水艇の操縦をゲームコントローラーで…?
ちょっと頼りないですね…

さらに、こちらが潜水艇タイタンに大人5人が乗ることを想定したイメージ図です。

Twitter
Twitter

想像以上に内部が狭いことが分かりますね。

そして、こちらは大人5人が乗る様子を収めた写真。

Twitter

写真を見てもわかるように、足を満足に伸ばすことも難しいです。

なんじゃもんじゃ

こんな状況で深海に…と考えると、正直私なら無理かも

乗船する人たちにとっては狭くても貴重な体験ができるなら良いのかもしれませんが、正直ここで数時間を過ごすだけでも厳しいという人は多そうです。

潜水艇タイタンのトイレはどうしてた?

ヤフーニュース

潜水艇タイタンには、船首のあたりにトイレが設置されていました。

そのため、トイレをすることは可能だったようです。

こちらの写真を見ると、潜水艇タイタンの構造とトイレの場所が分かります。

Twitter

『Toilet』と書かれた黒い物体が、イメージ図に描かれています。

『Toilet』と書かれた黒い物体の実際の写真がこちら。

Twitter

こちらの黒い物体を開けると、便器のようなものが出てきます。

Twitter
なんじゃもんじゃ

ここにトイレをするの!?

汚物は海に流せないので、おそらく便器の下に溜まっていく仕組みになっています。

となると、トイレ後はかなり匂いがする可能性も…

なんじゃもんじゃ

トイレと船内の間はカーテンで仕切られていただけなので、匂いは酷かったでしょうね

さらに乗船時間は8~10時間なので、トイレを我慢することはかなりキツイです。

ちなみに、事件前に潜水艇タイタンに乗船したYouTuberの証言によると以前はトイレがなかったそう。

お客の不満を解消する形で、即席のトイレが設置されたのかもしれません。

また、潜水艇タイタンに乗船したことがある人いわく船内の気温は4度になることも。

急激な気温の変化から体調を崩してしまう人もいる可能性が有るので、トイレを使用しない・我慢するという選択肢は難しいかもしれません。

なんじゃもんじゃ

タイタニック号を見るという貴重な体験は魅力的ですが、潜水艇タイタンの構造や内部を見るとかなり不安ですね。

今回は潜水艇タイタンに乗船していた5人の人たちの命が亡くなる形になってしまいました。

今後は同じ事故が起こらないように願うばかりです。

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